【実車検分】もう軽とは思えない!? 驚きのクオリティを持つ新型ルークスは、やっぱり日産のあの名車の後継?

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2025年10月15日

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日産が軽自動車市場に本格参入して12年。一番の売れ筋モデルへと成長した新型「ルークス」が2025年9月19日に正式発表されました。先代モデルからはプラットフォームやエンジンなどのメカニズム面を継承していますが、そんなことは微塵も感じさせないほど刷新された4代目ルークス。その中身を確かめるべく、早速日産の本拠地「グローバル本社ギャラリー」で展示されている実車を見てきました。

◆MHEV廃止でも性能はアップ!?

8月に行われたデザインのお披露目から約1ヶ月。待望の価格やスペックなどの詳細を含めてすべてが明らかになった4代目ルークスが正式にローンチされました。軽自動車のなかでも一番人気のジャンル「トールワゴン」タイプの新型車ということもあり、注目度の高いクルマです。もうかなり長い間ホンダのN-BOXが絶対王者として君臨する(軽四輪車販売台数で2015年より10年連続1位)トールワゴン市場ですが、新しいルークスがどこまで迫れるのか注目されています。

先代からの2車種展開、ノーマルタイプと、エアログレードのハイウェイスターは継続され、パワートレインにはターボとNAの2種を用意します。しかし、従来型に搭載されていたマイルドハイブリッドが見送られています。これは軽量化や、ほかの装備を充実化するためなどいろいろな理由がありますが、一番大きいのは環境性能を含め、現状の内燃機関のみでマイルドハイブリッドに劣らない性能を達成したからという点でしょう。

走りの面でも期待ができそうです。先代の時点でライバル勢と比較してもワインディングが一番楽しめたルークスでしたが、関係者の話によれば、走りの良さももちろん継承しているとのこと。しかも、サスペンションセッティングを少ししなやかにし、乗り心地の面でも改善しているようです。残念ながらパドルシフトの設定はなくなってしまいましたが、コーナリングが楽しめるトールワゴンであることは変わらないようですので、走行性能に惚れて購入していた人たちも安心してよさそうです。

◆見どころ満載の新デザイン

4代目ルークスの最大のトピックといえば、デザイン面での進化が挙げられるでしょう。ネーミングの由来でもある「ルーミー&マックス」をコンセプトとしたエクステリアデザインは、広さと大きさを象徴する四角形をもとにした「かどまる四角」が、モチーフとして随所に取り入れられています。その名の通り角を丸めたキュービックデザインを、ヘッドライトやリアコンビネーションランプの灯火類をはじめ、ドアハンドル、ホイールなどに採用。独自の温もり感と遊び心を表現します。

先代から乗り換える人には、Aピラーを前進させたデザインも新鮮に映るでしょう。他社のライバル車同様、Aピラーを可能な限り前進させ垂直に近い角度まで立てるフロントガラスの配置は、室内長の数字以上に広く見える最近のトレンド。ルークスもしっかりと改良してきました。サイドから見たボディフォルムや、乗り込んだ時の前方視界で、過去モデルと明らかに違うことがわかるでしょう。

日本の伝統建築様式である「唐破風(からはふ)」をイメージした、2トーンカラーも新しさを感じる部分。ベルトラインから塗り分けられた2トーンカラーは、段が付いた独自の塗り分けパターンで明らかにコストがかかっているとわかる塗装です。ほかのライバル車には見られない独自性をアピールするポイントとなっています。

凹面で車名を表したリアガーニッシュも目新しく、クオリティの高さを感じる部分です。さらに、ヘッドライトの上部に横一文字につながるシグネチャーライトが付加されていますが、これは日産の新しい共通デザインでもあります。登場したばかりの「3代目リーフ」や、10月29日にジャパンモビリティショー2025でお披露目が決まった「新型エルグランド」も採用しているであろう、新シグネチャー。ここも日産車らしいデザイン性が感じられる部分です。

◆このコンセプトってあの名車と同じ?

先代からその質感には定評のあったインテリアは、プレミアム感がさらに増した印象に仕上がっています。「Breeze(そよ風)」をデザインコンセプトにし、リビングルームのようなくつろぎを目指した空間は、軽自動車とは思えないクオリティが随所に見られます。水平の大きなトレイ状に造形されたダッシュボード上には、フローティングタイプのワイドディスプレイが鎮座。センターは軽自動車初の12.3インチの大型ディスプレイを採用しています。7インチのメーターディスプレイとひと繋ぎになって目の前に広がる連続モニターは、軽自動車とは思えない装備に感じるでしょう。

先代からの継続装備ともいえるタッチパネル式のエアコン操作パネルも、まだ先進性の感じるアイテム。そして実車を見て個人的に驚いたのは、ステアリングホイールのクオリティです。本革巻きはもちろんのこと、2本のスポーク上にスイッチ類が敷き詰められ、ホーンパッド上部にはマットシルバーの加飾まで設けられる豪華さ。隣に展示してあった新型エクストレイルのステアリングと見比べても、まったく見劣りしない質感でした。ドライバーが毎回必ず触れる部分ですから、オーナーの満足感を高めるアイテムともいえるでしょう。

インテリアにもエクステリア同様に、かどまる四角のコンセプトは生かされ、いたる所にキューブ状のモチーフが見られます。メーターの表示やフロントシートのヘッドレストに採用されていて、もちろん先述のワイドディスプレイも角が落とされた形状となっていました。このかどまる四角も含めて、リビングのような快適な空間というコンセプトは、かつての大ヒットコンパクトカー「キューブ」にも似ています。現代によみがえったキューブといっても遜色のない、クオリティに仕上げられているといってもいいでしょう。

◆先進装備の充実ぶりも規格外!

そのほか、軽自動車とは思えないフル装備状態のADAS(先進運転支援システム)も注目の装備です。可視できない車体下の映像を生成して見せてくれる、軽自動車初の新技術「インビジブルフードビュー」や、斜め後方の車両を検知する「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」、軽トールワゴンでは初搭載の「BSW(後側方車両検知警報)」など、新技術を惜しみなく投入。軽自動車としては最高レベルのADASを装備します。

そして、先代からさらに進化したユーティリティ面など、ライバルと比べてまったく劣るところのない、むしろ市場をリードするような内容のモデルと生まれ変わった、4代目ルークス。新型エルグランドのお披露目会場となる、ジャパンモビリティショー2025の日産ブースにも展示されますので、気になる人は会場でくまなくチェックしてみてください。

<文&写真=青山朋弘>


この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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