【結論】レクサスLSにかかる税金の総額目安
レクサスLSにかかる税金の総額は、選択するパワートレインと車両の「初度登録年月」によって決定的な差が生じます。特に現行の3.5Lエンジンモデルと、かつての4.6L〜5.0L V8エンジンモデルでは、排気量区分が異なるため、毎年の固定費に大きな開きがあります。
現行モデル(LS500/LS500h)と旧型(LS460/LS600h)の税額比較表
以下の表は、2026年現在の税率に基づいた主要モデル別の自動車税額です。
モデル別自動車税(種別割)一覧
- 現行 LS500 / LS500h(排気量3.5L):57,000円(2019年10月以降登録の新税率)
- 旧型 LS460(排気量4.6L):87,000円(13年経過前)→ 100,000円超(13年経過後)
- 旧型 LS600h(排気量5.0L):87,000円(ハイブリッド特例による重課猶予あり)
レクサスLSを維持するために必要な3つの税金
車両を維持する過程で発生する税金は、主に以下の3種類です。
LSにかかる主な税目
- 自動車税(種別割):排気量に基づき、毎年5月に納税通知書が届く税金です。
- 自動車重量税:車両重量に基づき、車検時に2年分(新車時は3年分)をまとめて支払います。
- 環境性能割:車両購入時の燃費性能に応じて、取得価額に対して課税されます。
【モデル別】レクサスLSの自動車税(種別割)詳細
自動車税(種別割)は、エンジンの総排気量によって税率が段階的に設定されています。LSは歴代モデルで排気量が大きく異なるため、モデル選びがそのまま税負担の増減に直結します。
現行LS500・LS500h(3.5Lエンジン)の自動車税:年額57,000円
2017年に登場した現行(5代目)LSは、ダウンサイジングターボおよびマルチステージハイブリッドの採用により、排気量が3.5Lへと縮小されました。これにより、税区分が「3.0L超〜3.5L以下」へと下がり、2019年10月以降の登録車であれば、恒久的な減税措置を受けた57,000円の適用となります。
旧型LS460(4.6L)・LS600h(5.0L)の自動車税:年額75,500円〜87,000円
4代目以前のモデルは、大排気量V8エンジンを象徴としていたため、税負担は極めて高額です。LS460は「4.5L超〜6.0L以下」の区分に該当し、基本税率は87,000円となります。中古車として安価に流通している旧型LSを検討する際は、この毎年のランニングコストが重くのしかかる点を十分に考慮しなければなりません。
環境性能割・エコカー減税の適用状況
現行のハイブリッドモデル(LS500h)を新車で購入する場合、燃費基準の達成状況に応じて「環境性能割」が非課税、あるいは軽減されます。また、自動車重量税に関してもエコカー減税の対象となり、新車購入時や初回の車検時に大きな恩恵を受けられるのが現行ハイブリッド車の強みです。
【損をしない注意点】中古車ユーザー必見!「13年・18年重課」のリスク
中古車市場でLSを購入する際、最も注意すべきなのが「経年車に対する重課」制度です。日本国内の税制では、環境負荷を低減する目的で、一定の年数を経過した車両に対して増税が行われます。
LS460・LS600hの税金は13年経過でいくら上がるのか?
ガソリン車(LS460等)の場合、新車登録から13年を経過すると、自動車税が概ね15%上乗せされます。LS460の基本税率87,000円にこの重課が加わると、年額は100,000円の大台を突破します。維持費の節約を考えるのであれば、この「13年の壁」を目前に控えた車両は慎重に選ぶべきでしょう。
自動車重量税も段階的に増税!13年・18年の壁
自動車重量税についても、13年経過および18年経過のタイミングで税率が引き上げられます。LSは車両重量が2トンを超える重量級セダンであるため、元々の重量税設定が高く、重課による増分もコンパクトカーとは比較にならないほど高額になります。
ハイブリッド車(LS600h等)の重課対象外に関する特例(2026年最新版)
2026年現在の運用では、ハイブリッド車は「環境負荷が低い」とみなされ、13年を経過しても自動車税の重課(15%増税)の対象から除外される特例が続いています。LS600h(UVF45/46型)などの旧型ハイブリッドモデルが中古市場で根強い人気を保っている背景には、この税制上の優遇措置も一因となっています。
レクサスLSの重量税と車検費用シミュレーション
車検費用は「法定費用」と「整備費用」の合算で決まりますが、LSの場合はそのどちらもが高水準です。
2トン超えの大型セダンにかかる重量税の計算方法
LSは、ほぼ全てのモデルで「2,000kg超〜2,500kg以下」の重量区分に該当します。エコカー減税が適用されない場合、車検時に支払う2年分の重量税は41,000円となります。これに13年重課が加わると54,200円、18年経過では63,000円まで跳ね上がります。
ディーラー車検 vs 専門店車検の費用差と法定費用の内訳
レクサス販売店での車検(ディーラー車検)は、手厚い整備内容とレクサス独自の保証が付帯する一方、基本料金や工賃は高めに設定されています。
車検費用の構成要素
- 法定費用:自賠責保険料、重量税、印紙代(全国一律)
- 車検基本料金:点検料、事務手数料(依頼先により変動)
- 整備費用:オイル交換、タイヤ交換、ブッシュ類等の修理費用
レクサスLSの自動車税はいつまでに払う?支払い方法と期限
自動車税は、毎年4月1日時点の車検証上の所有者に対して課せられる義務です。納付が遅れると延滞金が発生するだけでなく、滞納状態では車検を受けることができません。
毎年5月31日が納付期限!通知書が届くタイミング
例年、5月の大型連休明けに各都道府県から納税通知書が郵送されます。納付期限は原則として5月31日となっており、期限間際は金融機関やコンビニエンスストアが混雑するため、余裕を持った手続きが推奨されます。
PayPayやクレジットカードでお得に納税する方法(2026年対応)
2026年現在、多くの自治体が「eL-QR(エルキューアール)」に対応しており、スマートフォンでの納付が主流となっています。
主なキャッシュレス決済手段
- スマホ決済:PayPay、楽天Pay、d払い等(自宅でQRコードを読み取るだけで完結)
- クレジットカード:専用サイトを通じて納付(ポイント還元が受けられるが、数百円の手数料が発生する場合あり)
レクサスLSの維持費・税金を安く抑える5つのコツ
高額なLSの維持費も、知識を活用することで一定の削減が可能です。
購入(登録)を「月初」にして初年度の自動車税を節約する
自動車税は「登録した月の翌月」から課税されます。月末に登録するよりも月初(1日など)に登録することで、実質的に最大1ヶ月分の自動車税を課税なしで利用できることになり、初年度のコストを浮かせることができます。
任意保険(車両保険)の車両価額設定とネット型保険への見直し
LSは車両価格が高いため、車両保険料が高騰しやすい傾向にあります。自身の走行頻度やリスクを考慮し、車両保険の免責金額を高く設定したり、ディーラー系保険からダイレクト型(ネット型)保険へ切り替えることで、年間数万円の削減に繋がります。
レクサス独自の「認定中古車(CPO)」特典でメンテナンス費を抑える
レクサスの認定中古車(CPO)で購入した場合、2年間の無料メンテナンスが付帯します。車検時や点検時の工賃やオイル代などの消耗品費がパッケージ化されているため、急な出費を抑えることができ、結果的にトータルの維持費低減に寄与します。
レクサスLSの税金・維持費に関するよくある質問(FAQ)
「レクサスLSは税金が高すぎて維持できない」は本当?
結論から言えば、排気量に応じた自動車税(最大8.7万円超)を支払える余力があれば維持は可能です。ただし、13年経過による重課や、LS特有の高額な部品(エアサスペンション等)の故障修理代を見越しておく必要があります。
年度の途中でLSを中古購入した場合の税金はどうなる?
自動車税は「4月1日時点の所有者」が一年分を前払いしています。年度途中の購入では、残りの月数分を車両価格とは別に「自動車税相当額」として販売店に支払うケースが一般的です。
身体障害者手帳による自動車税の減免制度はLSでも使える?
はい、要件を満たせば利用可能です。各自治体によりますが、一定の障害等級をお持ちであれば、自動車税の全額または一部(上限額あり)が免除されます。LSのような高級セダンであっても、本人利用等の条件をクリアしていれば申請可能です。
まとめ:最新の税制を把握して賢くレクサスLSを所有しよう
レクサスLSの税金負担は、現行の3.5Lモデルであれば年間57,000円、旧型のV8モデルであれば87,000円〜100,000円超と、モデル選びによって大きく左右されます。特に中古車を検討されている方は、13年重課のリスクを正しく理解し、毎月の維持費に余裕を持たせることが肝要です。
2026年時点での最新の支払い方法や減税制度を活用しつつ、保険の見直しや購入タイミングの調整を行うことで、フラッグシップオーナーとしての品格を保ちながら、賢くコストを管理していきましょう。



