見逃し厳禁! ジャパンモビリティショー2023で絶対に見ておきたいクルマ5選【JMS 2023】

見逃し厳禁! ジャパンモビリティショー2023で絶対に見ておきたいクルマ5選【JMS 2023】

2023年10月29日

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目次

三菱 D:Xコンセプト(ワールドプレミア)マツダ アイコニックSP(ワールドプレミア)日産 ハイパーフォース(ワールドプレミア)ホンダ プレリュード コンセプト(ワールドプレミア)ダイハツ ビジョン コペン(ワールドプレミア)●正直、1日では回りきれない展示ボリューム

東京モーターショーから名称を変え、新たに「ジャパンモビリティショー」としてスタートを切った国際モーターショー。記念すべき第1回目の開催に合わせて、各社コンセプトカーを多数展示しています。そこで今回は、そのなかでも特に見逃せない必見モデルを5車種紹介。会場に行ったら混雑具合がスゴいとは思いますが、これを逃せば一生見られないかもしれません。チラ見でもいいので、ぜひ生で見ておきましょう。

 

三菱 D:Xコンセプト(ワールドプレミア)

三菱ブースのステージ上に飾られている、ひと際背の高いクルマ。これは次期デリカのデザインスタディともいわれている、マルチパーパスSUVのコンセプトです。もちろんこのまま市販されることはないものの、次期デリカにこのコンセプトカーのデザインテイストが生かされるのは間違いないはず。デリカファンならずとも必見のモデルです。

特にフロントのデザインは驚きでした。フロントガラスがグリルまで延長されているクルマというのは、おそらく初めてではないでしょうか。全面ガラスのカッコよさは、もう完全に未来のモノ。このデザインは追従するメーカーが現れるかもしれません。そのくらい斬新でクールなデザインでした。これは運転者の視認性を向上させるだけではなく、乗員の解放感にもつながる機能的な部分も含んだデザインであることに注目です。

かというと、現行のD:5よりは昔のスターワゴンをオマージュしたかのようにも見えるフォルム。180度回転するフロントシートも、かつてのデリカスターワゴンに装備されているものでした。

パワートレインはPHEV(プラグインハイブリッド)を採用し、電動4WD技術「S-AWC」ももちろん搭載。デリカのストロングポイントでもある唯一無二の走破性は、さらに昇華されています。D:5でも使用しているボディフレーム技術「環状骨格構造リブボーンフレーム」もさらに進化してきましたが、S-AWCと合わせたこの2点は次期モデルに間違いなく採用されるでしょう。

今後デリカの注目度上昇は間違いなし! 唯一無二のカッコよさと、電動4WDをリードする三菱の新技術は必見です。

 

マツダ アイコニックSP(ワールドプレミア)

ロードスターだらけの展示ブースにひと際目立つ真紅のボディ。マツダのコンセプトカーは、カーボンニュートラルなどの環境性能と運動性能とを高次元で両立させているとは思えないほど、美しいフォルムのスポーツカーです。名前は「アイコニックSP」となっていますが、その中身は十中八九次期RX-7でしょう。

アイコニックSPの低くてワイドなデザインと、そのコンパクトさは歴代RX-7に通じるものがあります。発表されたサイズは全長4180×全幅1850×全高1150、ホイールベース2590(単位はすべてmm)。同じマツダのスポーツカーで比較するなら、現行ロードスターよりも最後のRX-7に近いサイズ感です。

そしてRX-7の後継だと思わせるもうひとつが、ロータリーエンジンを搭載しているという事実です。このパワートレインは、すでに発売しているMX-30にも搭載されたロータリーエンジン+モーターのシリーズハイブリッドを進化させたもの。MX-30のシングルではなく、2ローターという点もRX-7ファンには大いに関心があるでしょう。シリーズハイブリッドですので駆動はモーターのみとなりますが、最高出力は370psを発揮します。

そして車両重量は1450kg、パワーウエイトレシオは3.9、前後重量配分は50:50と発表されています。パワーウエイトレシオに関しては、FD型RX-7の最終モデルが4.5ということを考えると、いかに運動性能が優れているかがわかるでしょう。

このままの姿で登場することはないかとは思いますが、そのメカニズム系は採用されてもおかしくない完成度といえます。ついに復活なるか、RX-7。今後の動向に注目です。

 

日産 ハイパーフォース(ワールドプレミア)

5台のBEV(電気自動車)をワールドプレミアしてきた日産からは、プレスデー当日にサプライズの発表がありました。それが5台目に発表された「ニッサン ハイパーフォース」です。

完全なコンセプトカーではあるものの、どこかGT-Rを思わせるかのようなエクステリアデザインが特徴的。まるでひとつの金属から削り出したかのような、彫刻にも見えるボディデザインは、斬新さだけでなくエアロダイナミクスもしっかりと計算されているもの。NISMOのレーシングチームが共同開発し、ダウンフォースをしっかりと生み出すデザインとなっています。

パワートレインは、ほかのコンセプトカー同様に電動モーターのみで駆動し、バッテリーには全固体電池を採用します。最大出力は、なんと1000kW(1360ps)。日産独自の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」、高強度カーボンを活用した軽量化技術、そして前述のダウンフォース性能により、圧倒的な加速感と卓越した操作性を実現するそうです。

こちらはあくまでもコンセプトカーであり、市販の予定などはまったく視野に入っていないモデル。ですが、日産ファン、GT-Rファンはそうは見ないでしょう。これが次期GT-Rのデザインを示唆するものだと期待してしまうはずです。まだなにも公表されていない状態ですが、なんとも夢のあるデザインと、電動パワートレインを持つまったく新しいスーパースポーツ。ぜひ実現してほしいものです。

ホンダ プレリュード コンセプト(ワールドプレミア)

ホンダブースにも当日発表のサプライズが用意されていました。なんと、あのプレリュードが復活です。

発表されたプレリュード コンセプトは、過去のプレリュード同様2ドアクーペのスタイリングで登場しました。それも、コンセプトカー然としたフォルムではなく、もういつ市販されてもおかしくないようなクオリティでした。これは近々でプレリュードが復活することが濃厚になってきた証拠です。それは唯一発表されたパワートレインからも想像できるものでした。

ホンダブースにもほかと同じようにBEVが多く並んでいましたが、このプレリュードのパワートレインはe:HEV。いわゆる今もシビックやフィット、ステップワゴンで採用される2モーターのストロングハイブリッドシステムなのです。これは市販化前提としか考えられない選択でしょう。

過去のプレリュードの立ち位置からすればフラッグシップクーペとなるのが定石。となれば、シビックアコードが搭載するパワートレイン(2Lエンジン+ハイブリッド)を使用するのが自然といえます。すでに走りの評価がすこぶる高い現行シビックのプラットフォームを採用すれば、走りも期待できるでしょう。その先には、もしかしたらタイプRの存在も?

レギュレーションが大きく変わる2026年以降もF1への参戦を決めているホンダの、スポーティなイメージを牽引するモデルとなるのでしょうか? そんな期待も込めて、プレリュード復活を待ちたいところです。駆動方式やシャシー、ボディサイズなど詳細な情報はまだ不明ではあるものの、まずは久々のホンダのスポーティモデル登場と、名車の復活を喜びましょう。

 

ダイハツ ビジョン コペン(ワールドプレミア)

最後に紹介するのもスポーツカーのコンセプトカー。ダイハツの新しいコペンのコンセプトカー「ビジョン コペン」です。

このビジョン コペンのサプライズは、2点あります。ひとつは軽自動車規格から脱却し、1.3Lエンジンを搭載する登録車へと進化したこと。そして、もうひとつはFRレイアウトのシャシーを採用していることです。

FRの小型オープンスポーツといえば、マツダのロードスターが有名ですが、ついにコペンが同じ土俵に立つことになりそうです。搭載するエンジンパワーにもよりますが、登録車になることでロードスターの存在は無視できなくなるはずです。発表された3サイズも、全長3835×全幅1695×全高1265(単位mm)とロードスターに近いサイズ。エンジンの大きさこそ200ccの差はあるものの、その走行フィーリングは近いものになるでしょう。

発表時にわかっている情報は、初代をオマージュしたエクステリアデザインと、電動開閉式ルーフの「アクティブトップ」の採用、カーボンニュートラル燃料を使用する1.3Lエンジンの搭載です。既存のシャシーを使用するのか、新開発となるのか、それさえもわからないコンセプトカーですが、市販化が大いに期待できるモデルです。

過去にトヨタが開発途中でお蔵入りにしてしまった「S-FR」のシャシーを復活させるのか、それともトヨタとの協業関係を結んでいるマツダの、ロードスターのシャシーを使用するのか……。想像が楽しくなってしまう、新しいコペンの登場に期待です。

 

●正直、1日では回りきれない展示ボリューム

今回紹介した5車種は特に注目したいモデルでしたが、会場には見どころがもっともっとたくさんあります。今回紹介しきれませんでしたが、スズキはワールドプレミアを13車種も登場させていますし、トヨタやレクサス、スバルもBEVの魅力的なモデルを発表しています。そして、展示内容はメーカーだけではありません。多くのサプライヤーメーカーをはじめ、あらゆる自動車関連企業が軒を連ねているのです。正直、1日では見切れません。

クルマ好きなほど見どころが多いであろう、ジャパンモビリティショー2023。2年に1回しか見られないクルマ業界最大のお祭りを、思いっきり楽しみましょう!

 

<文=青山朋弘

この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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