【先進装備全部盛りで255万円?】10月に発売したスズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」が大バズりの理由とは?

【先進装備全部盛りで255万円?】10月に発売したスズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」が大バズりの理由とは?

2024年11月27日

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■日本では初登場のSUVですが……

世界中で流行し、いまや主幹車種として定番化しつつあるSUV。ここ最近の日本では、コンパクトクラスのクロスオーバーSUV人気が猛威をふるっています。特にA、BセグメントのSUVは軒並み人気があり、自販連の販売ランキングでも上位にランクするほどです。

このクラスでは、トヨタヤリスクロスライズホンダヴェゼルやWR-Vなどが人気となっていて、軒並み5000台/月以上の販売台数を稼ぎ出しています。この激戦区ともいえる市場に、2024年10月新たな刺客が送り込まれました。それが、マイルドハイブリッド(MHEV)を搭載したBセグSUV、スズキ フロンクスです。

わざわざ刺客と表現したのは、このフロンクスがインド生産の輸入車だという理由からです。というのも、フロンクスはすでに、昨年の23年には世界市場で販売が開始されているグローバルモデル。インドはもちろんのこと、中南米や中近東、アフリカなどでもすでに販売しているモデルなのです。

その人気ぶりはうなぎ上りで、インド市場では史上最速で累計販売台数10万台を突破。デザイン性や上質さが好評を得て、世界中であらゆる賞(カーオブザイヤー等)を獲得しています。

■今、めっちゃ売れてます!

そんなフロンクスですが、満を持して日本の市場へ投入されるにあたり、さまざまな箇所を日本の道路事情に合わせ変更してきました。4WDやADAS(先進安全運転支援システム)の設定はもちろんのこと、サスペンションを専用にリセッティングし、乗り心地や静粛性、操縦安定性なども見直されています。

日本の道路事情に適したコンパクトなボディサイズに加え、斬新なクーペSUVスタイル、上質なインテリア、そして4WDも選べるエコなMHEVとこれだけ揃えば、日本でも人気が出ることは必然だったのかもしれません。10月16日の発売までに受けた先行オーダーは9000台を超え、さらに発売半月で1000台を上乗せ。早くも納期10ヶ月の人気車種となっているのです。

今回はそんなフロンクスの特徴を、順に解説していきます。

■日本の道路事情にピッタリ

まずはエクステリア。バックドアを大きく傾斜させたクーペSUVのフォルムが、これまでのスズキ車と一線を画すスタイリッシュさを生み出しています。フロントの特徴的な2段LEDヘッドライトも相まって、ダイナミックなスタイリングを実現しながらも、全高が1550mmに抑えられている点は特筆すべきでしょう。立体パーキングに入るサイズに抑えられているのは、ライバルと比べてもフロンクスだけです。ちなみにそのほかのスリーサイズは、全長3995mm×全幅1765mm。日本でちょうど使いやすいサイズ感となっています。

デザイン面では、流行のアイテムになってきている横一文字の薄型テールランプや、アンダーボディ部のガーニッシュなども、外装に効果的なアクセントを加えています。

内装は、ボルドーとブラックの2トーンインテリアを採用。金属調に仕立てられたシルバー加飾を効果的に配し、Bセグメントではあまり見ないほどのスポーティさと上質さを両立させました。シートには合皮+ファブリックのコンビネーションがおごられ、ボルドー色をあえて控えめに配色し高級感を演出。前後乗員間距離は885mmと広めに設定され、使いやすさと居心地のよさを実現している点も見逃せません。

以前は日本でも販売されていたプレミアムコンパクトのバレーノと共通のシャシーを使用し、室内の快適性を損なわないため、乗り心地と静粛性にこだわったインテリア。BセグメントのコンパクトSUVだということを忘れてしまうほど、上質で快適な空間が体験できそうです。

■売れ行きの秘密は充実すぎる装備!?

フロンクスはグレード選択がなく、FFか4WDかの駆動方式しか選べません。モノグレード展開にしたのは、輸入車だから供給を安定させたいという意図があるようです。しかし、これが爆発的に売れている原因のひとつともいえるでしょう。その秘密は、何もかもを標準化した充実装備にあります。

1.5Lガソリンエンジン+モーターのMHEVしか選べないフロンクスは、電動車と相性のいいACC(アダプティブクルーズコントロール)を含んだ、ADASをすべて標準化しています。ブラインドスポットモニターやヘッドアップディスプレイまで標準化されているクルマは、同クラスのライバルには見当たりません。そればかりか、全方位モニターやナビゲーション、スマートフォンなどの置くだけ充電など、通常は高額オプションとなる装備も全部付いてくるのです。

メーカーオプションで用意されているのは、2トーンカラーとパールホワイトのボディカラー関係のみ。これだけ盛り込んで、車両本体価格が254.1万円(FF車)ですから、もうバーゲンプライスといわざるを得ません。ちなみに、ヤリスクロスもWR-Vも、ここまで標準化していません。同等の装備内容にするならライバルはもっと高額になると考えて間違いないでしょう。

ここまでフロンクスの概要に触れてきましたが、大きな欠点が見当たらないクーペSUVだといえます。これだけ人気が出れば、スイフトのようにコンスタントに売れるクルマにもなる可能性もあるでしょう。そうなると、リセールも期待できてしまうという、いい循環が生まれます。デザインが気に入れば、買って間違いないクルマだといえるでしょう。

<文=青山朋弘 写真=スズキ>


この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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