憧れは永遠! あのクルマって今でも買えるの? 羨望の名車5選

憧れは永遠! あのクルマって今でも買えるの? 羨望の名車5選

2024年9月10日

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クルマが好きな人なら、誰しも憧れの1台というのが心の中にあるのではないでしょうか。あの時代のあのクルマがよかった、今でもあのクルマを超える存在はない、など思いはさまざまでしょう。そこで今回は、国産車のなかでも特に人気の高い5台をチョイス。各車の紹介に加え、現在の購入情報も掲載しています。時代は多少範囲が広くなっていますが、心に刺さる1台があるのではないでしょうか。

■トヨタ 2000GT

1967年に登場した、トヨタのフラッグシップスポーツカー2000GT。ヤマハ発動機とトヨタが共同開発した、流麗なスタイリングが特徴的な国産車初のスーパーカーです。64年からスタートした開発プロジェクトでは、車体の基本レイアウト、デザイン、基本設計などをトヨタが、エンジンの高性能化やシャシーの細部設計などをヤマハがそれぞれ担当し、各社の持つ技術がすべて投入されました。

当時トヨペットクラウンに搭載されていた、2.0L直6エンジンをDOHC化し出力アップが図られたほか、4輪ダブルウィッシュボーンサスペンション、4輪ディスクブレーキ、ラジアルタイヤ、マグネシウムホイールなどの国産車初採用の豪華な装備が、惜しみなく奢られています。最高速度は220km/hをマークし、スピードトライアルの世界記録や国際新記録などを数多く樹立。その高性能を世界中にアピールすることとなりました。

生産工程はオールハンドメイドだったこともあり、70年の販売終了までに生産された台数はわずか337台限り。今では世界的にも非常に価値のあるモデルとして知られ、クラシックカーのオークションへ出品されるたびに高値で取引されています。なかには1億円越えの実績もあるほど。年々その価値は高まっています。購入自体はできるかもしれませんが、一部の限られた人でしか手にすることはできない存在だといえるでしょう。

■日産 スカイライン GT-R

日本のモータースポーツ史にこのクルマほど記録と記憶に残る車種は、今後も出てこないかもしれません。それほどまでに大記録を打ち立て、人々を熱狂させたモデルが、日産のスカイラインGT-Rというクルマでした。

GT-Rはスカイラインの長い歴史のなかで、限られた世代に設定された特別なモデル。レースで勝つためだけに設定された、ホモロゲーションモデルでもあります。1969年に登場した初代から、2代目の“ケンメリ”までのS20型エンジン搭載車を第1世代、89年登場のR32型から始まるRB26型エンジン搭載車を第2世代と一般的には分けられています。

第1世代の2車種は、レーシングエンジンをそのままデチューンして搭載するという、文字通り“羊の皮を被った狼”でした。S20型直列6気筒エンジンは1気筒あたり4バルブのDOHC、そしてトリプルキャブレターと当時では珍しいハイスペック仕様。160ps/18.0kgmを発生しました。現存台数が少ないため現在ではすでにコレクターズアイテムになっていて、プレミアムカーのオークションなどではいずれも数千万円で取引されています。

第2世代GT-Rにも、第1世代同様に直列6気筒エンジンが搭載されましたが、RB26型エンジンはGT-R専用とされツインターボで武装。280ps/36.0kgmを発生し、電子制御4WD「アテーサETS」と組み合わせられました。最新技術満載のGT-Rは、レースシーンでも連勝を続け他を圧倒します。第2世代はモデルチェンジを2回行い3種のモデルが存在しますが、基本は国内仕様のみで海外では販売されませんでした。

その影響もあり、テレビゲームや映画、漫画/アニメなどのエンターテイメントで知名度が上がったGT-Rは海外でも大人気を得ます。アメリカの25年ルール(アメリカ国内で正式にデビューしなかったクルマは発売から25年経たないと輸入できない)が解禁となった瞬間、日本国内にあったGT-Rはかなりの数がアメリカに渡りました。今では国内に残った数少ないGT-Rを奪い合う状態。中古車の価格はどんどん高騰し、最終モデルのR34型は最低でも1500万円、極上車になると5000万円以上という破格のプライスが付けられています。この高騰する相場がいつまで続くかは不明ですが、減る一方の個体数を考えれば簡単に下落することはないでしょう。

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■マツダ RX-7

マツダが世界に誇るロータリーエンジンを搭載した、ピュアスポーツカー。現在では、ターボで過給されたロータリーを搭載した最後のクルマともなっています。RX-7は初代SA型が1978年に登場し、2代目FC型は85年に、91年には3代目のFD型がデビューしました。どの代も2+2のクーペボディを纏い、駆動方式はFRを採用。前後重量配分50:50、ホイールベースが3代通して2420~2430mmに収まるという、一貫した思想のもとに開発されたコンパクトなピュアスポーツカーでした。

最大の魅力ともいうべきロータリーエンジンは、全世代通して2ローターエンジンを搭載。SA型の登場当初は12A型のNA(自然吸気)を採用していましたが、後期型でターボを追加しました。FC型からは13B型ターボへと一新され、FD型の最後まで搭載し続けました。当初は130psからスタートしたRX-7でしたが、最終的には280psまで進化。天井知らずであっという間に吹け上がるロータリー独自の特性と、類稀なる運動性能により、RX-7の名は世界中に知れ渡りました。

現在どの代もプレミア価格で取引されているRX-7ですが、3代目FD型の高騰ぶりが特に話題になります。そのなかでも特に高額で取引されているのが、ドリルドタイプのディスクブレーキやビルシュタイン製ダンパー、レカロシート(2シーター車のみ)などが装備された最後の限定車「スピリットR」です。10万km以上走行していようが当時の新車価格を軽く上まわるほどの相場をキープしているFD型ですが、スピリットRだけは異常に高騰しています。なかには1000万円を超えるプライスタグを付ける個体もあるほど。FC型とFD型に関しては、マツダがパーツの再販を始めていることもあり、その価値は今後ますます上がっていくでしょう。

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■ホンダ NSX

1990年デビューの、ホンダが初めて世に送り出した4輪のスーパースポーツ。量産車世界初のオールアルミモノコックボディ、8000rpmまで回る高回転型の3.0L V6 DOHC VTECエンジン、先進的な技術を満載したインホイール型ダブルウィッシュボーンサスペンション、前後異径タイヤなど、当時のホンダの技術力を惜しみなく注ぎ込まれました。ミドルサイズのスポーツカーとして世界トップレベルの走行性能を目指し開発され、まるでライトウエイトスポーツのように俊敏な走行を披露してくれました。

NSXは別の意味でも世界で唯一の性能を持っていました。開発主査が後日明かした「快適F1」という裏コンセプト。このワードこそがNSXが持つ当時唯一の特徴でした。スーパーカーは快適性など二の次という考えが常識だった時代に、ホンダは快適なスーパーカーを作ろうとNSXを開発したのです。クルマ中心ではなく、乗る人を中心にしたスポーツカー。乗り手を選ばず快適性を我慢しないで、それでいて性能は一線級というクルマをホンダは目指していたのです。エアコンもエアバッグもABSも全部載せたスーパーカーは、当時では皆無。現在の常識を築き上げたパイオニアといっても過言ではないでしょう。

登場当初から国産車最高価格の800万円で販売されていたNSXですが、今ではそれをはるかに上まわる金額で取引されています。1000万円以下の個体は10万kmを大幅に超えた過走行車、もしくはAT車のみ。MT車の相場は軒並み高額で推移しています。相場を引き上げているのは国内の現存台数が少ないことに加え、ホンダがメーカーレストアのリフレッシュプラン(現在は受け入れ休止中)を実施していることが大きいです。走行距離の少ない個体はもうすでに数千万円のプライスタグをつけていますが、この傾向は今後ますます加速していくでしょう。

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■スバル インプレッサ 22B-STiバージョン

WRC(世界ラリー選手権)で3連覇を達成した翌年の1998年に、スバルテクニカインターナショナル(STI)が販売した限定車。1997年にWRCでデビューしたワールドラリーカー(WRカー)の外観を可能な限り忠実に再現するため、フェンダーをWRカー規定と同様の1770mmにまで拡幅しています。その工法は、ベース車のフェンダーを切除し専用のブリスターフェンダーを丁寧に溶接するという、スペシャルモデルならではの高度な技術と時間を要する仕上げ。専用色のソニックブルーマイカも、WRカーと同じボディ色にするなど細部にまでこだわった1台でした。

海外仕様の2.2Lエンジンを専用にチューンした「EJ22改」は、出力こそ当時の自主規制280psでしたが、最大トルクは37.0kgmまでアップ。2800~5200rpmまで高トルクがフラットに出る特性は、クロスミッションと相まってモータースポーツシーンでも扱いやすくなっていました。センターデフには、任意で前後の駆動配分を変えられる「ドライバーズコントロール・センターデフ」を搭載。チャンピオンマシンそっくりの外観に相応しい、当時最高の運動性能を有していました。

車両価格500万円というスバル車としては高額なクルマだったにも関わらず、400台の限定分はたった2日で完売。今では完全なコレクターズアイテムになっているため、中古車市場では滅多にお目にかかれません。運よく出てきても、数千万円のプライスタグがつけられるほどの“激レア”スバル車です。今後はプレミアムカーのオークションなどに出品されるのを待つくらいしか、手に入れる方法はないのかもしれません。

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<文=青山朋弘 写真=トヨタ/日産/マツダ/ホンダ/スバル>


この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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