日産 バネットトラックの買取相場・査定価格

日産 バネットトラックの車種サムネイル画像
日産 バネットトラックの買取参考相場19.5万円 〜 438.4万円
下取り価格17.7万円 〜 416.5万円
年式1997年 〜 2016年
走行距離10,000km 〜 170,000km

※2025年12月現在

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              日産  バネットトラックは1978年に登場したキャブオーバー型の小型トラックです。 長らくマツダ・ボンゴトラックのOEM提供を受け販売されていたモデルであり、現在は日産・アトラスF24型1.5tシリーズに統合されています。 エンジンを運転席下に配置するキャブオーバースタイルはボンネット部分がほとんど突出していないため、広い視野や運転の取り回しのしやすさに優れます。 働く車として需要があり、中古車市場でも一定の取引が行われています。 今回は日産  バネットトラックの査定相場や高額売却のためにできることをご紹介します!  

【日産・バネットトラックの中古車買取情報】

  日産・バネットトラックは中古車市場でも人気があり高値がついている車種です。 中古車買取オークションのセルカでも脅威の高額買取額で日産・バネットトラックを売却されている方がたくさんいらっしゃいます。

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日産・バネットトラックの人気のグレード、色、オプションなど

 

グレード  DX 4WD ダブルタイヤ、特装車

 

バネットトラックは主に仕事用の車として購入されるケースが多く、新車時には標準グレード「DX」が良く売れていました。 駆動方式では4WDが人気で、後輪にダブルタイヤを履いた積載性に優れるモデルが人気でした。 中古車市場でも、DXグレードが人気で汎用性に優れる4WD車両のほうが査定額は高くなりがちです。 そのほか冷凍冷蔵車やキャンピングカーなど業務や用途に特化した特装車は希少価値が高く、走行距離が多くても高値で取引される傾向にあります。  

オプション ETCユニット、電動ミラー、集中ロックシステム

 

 

バネットトラックのオプションとしては、高速道路利用時に便利なETCユニットに人気があります。 古いモデルでは、電動ミラーやドアロックの一元管理システムが標準搭載されていなかったことから、同システムが付いていると査定額はアップしがちです。  

色 クールホワイト(#A2W)

 

バネットトラックのカラーは、クールホワイトが中心でした。 今も昔も中古車市場に出回る車両は白がほとんどでブルーなど異なる色の車両はほとんどありません。 人気の一方で、ホワイトカラーは汚れが目立ちやすい色でもあります。 買取査定の際には、落とせる汚れは落として臨みましょう。 タイヤハウスのなかや内装のフロアマット裏など砂やごみが溜まりやすい部分は集中的に掃除しておくと好印象を持たれます。 シート裏や各種隙間にゴミが残っていないかなども入念にチェックすると良いでしょう。  

あなたの日産・バネットトラックはいかがですか? お車の走行距離や状況によっても価格が大きく異なりますのでまずは査定してもらいましょう!

 

  では、ここでバネットトラックを高く売るためにバネットトラックのことをもうちょっと知っておきましょう。  

【日産・バネットトラックの概要】

 

日産  バネットトラックは1978年に登場したキャブオーバースタイルの小型トラックです。 1993年からはマツダ・ボンゴのOEMモデルとして2016年6月末までの間、長らく販売されていました。 バネット(VAN・ETTE)の由来は、ブランドの主な車体形状である「バン」と可愛いを意味する接尾語「ETTE」を組み合わせた造語と言われています。 多くはボンゴトラックの機能性と重複しますが日産が誇る販売力とサポートが魅力的でした。 他社同様、車体タイプ、荷台タイプを選ぶことができ、業務や用途にあった1台を買い求めることができました。 他の形状の車と比較した場合、エンジンを運転席下に搭載したキャブオーバースタイルであるため乗車時の目線の高さや見晴らしの良さが特徴的です。 耐久性に優れ、普通車に比べて過走行でも問題なく走ることができる車でもあります。 2015年12月末日でマツダからのOEM供給が打ち切られると翌年2016年6月末には日産・アトラスF24型の1グレードとして統合され「バネットトラック」は消滅しました。 長い歴史に幕を下ろしたバネットトラックですが、特装車を中心に状態の良い車にはいまだしっかりした価格の査定評価がなされています。  

日産・バネットトラックの歴史

  日産  バネットトラックは、1978年に登場した小型自動車バネットに含まれる形で世に登場しました。 バンや乗用タイプであるコーチと並んで発売され人気を博します。 その後、バネット自体は1985年に2代目C22型にモデルチェンジされますがトラックは初代の設計のまま販売されていました。 1987年には韓国のGM大宇でもライセンス生産販売が開始されます。 1988年9月、遅れること3年、バネットトラックも2代目へとモデルチェンジされます。 EXCELグレードは、バネットシリーズで初めてパワーウィンドウが搭載されたモデルとして知られています。 1993年、バネットシリーズに大きな転換が訪れます。 それまで自社で開発していたバネットはマツダ・ボンゴのOEM供給を受けることとなりました。 1.8Lのガソリンエンジンモデルと2.2Lのディーゼルエンジンを主軸に出力性能のパワーアップが施されます。 1999年には4代目へモデルチェンジを果たします。 この間、マツダからのOEM体制に変わりはありませんでした。 ただバネットのエンジンラインナップから1.5Lモデルが消え、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンともに電子制御タイプに変更となりました。 2002年8月には運転席にエアバッグを標準装備するようになり安全性が向上します。 2003年から2010年にかけては主に自動車規制とディーゼルエンジン改良の歴史が続きます。 2003年の首都圏ディーゼル車規制条例にはじまり、最後は平成22年排出ガス規制によってディーゼルエンジンは消滅を余儀なくされました。 その間、NV200バネットが登場するとラインナップの整理が意識されはじめ、2015年にはマツダからのOEM提供が打ち切りとなります。 そして2016年6月末をもって、バネットトラックはアトラスF24シリーズに統合され消滅することになりました。        

コラム編集部
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