メルセデス・ベンツ Cクラスの買取相場・査定価格

メルセデス・ベンツ Cクラスの車種サムネイル画像
メルセデス・ベンツ Cクラスの買取参考相場20.0万円 〜 3252.9万円
下取り価格18.6万円 〜 3155.3万円
年式1995年 〜 2023年
走行距離10,000km 〜 980,000km

※2025年12月現在

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Cクラスの買取価格の12ヶ月の推移

集計期間:2024年12月2025年11月(直近12ヶ月間)
集計方法:中央値
サンプル:n=119
データ出典:セルカ実績
データ補完について : 実績が0件の月は、前後の月の有効なデータから線形補完(点線で表記)
最終更新日:2025年12月1日

直近1年のメルセデスベンツCクラスの買取相場は、大きく上下を繰り返しています。古いところでは2024年末にかけて一度高騰した後、翌年の春にかけて緩やかに下落しました。
2025年4月に約78万円まで大きく落ち込んだあと、6月には一時220万円台まで急回復しています。このピークを境に7月は再び下げ、8〜9月は130~150万円台で小幅な推移、10月には約100万円まで弱含みました。
2025年11月の買取相場は約160万円と、直前の10月からはやや持ち直しており、底値圏から回復しつつある印象です。

相場は季節要因に加え、その月に取引された年式・走行距離の偏りでも変動しますので、このグラフで大まかなメルセデスベンツ Cクラスの相場水準をつかみつつ、ご自身の車に近い条件で詳しく相場を確認することが大切です。


Cクラスの年式別買取参考相場

年式買取参考相場実績
1995年(30年落ち)
18.7万円52.3万円
1997年(28年落ち)
18.6万円127.8万円
1998年(27年落ち)
20.8万円157.9万円
2001年(24年落ち)
31.1万円133.0万円
2003年(22年落ち)
36.8万円263.4万円
2004年(21年落ち)
61.6万円173.4万円
2005年(20年落ち)
6.0万円83.3万円
2006年(19年落ち)
9.2万円270.6万円
2007年(18年落ち)
15.0万円144.4万円
2008年(17年落ち)
14.0万円739.3万円
2009年(16年落ち)
13.5万円409.3万円
2010年(15年落ち)
10.8万円515.9万円
2011年(14年落ち)
15.3万円750.8万円
2012年(13年落ち)
17.1万円577.8万円
2013年(12年落ち)
24.5万円1063.9万円
2014年(11年落ち)
30.9万円611.6万円
2015年(10年落ち)
49.4万円459.6万円
2016年(9年落ち)
78.0万円502.5万円
2017年(8年落ち)
62.9万円564.9万円
2018年(7年落ち)
87.8万円676.0万円
2019年(6年落ち)
104.3万円680.0万円
2020年(5年落ち)
150.3万円777.7万円
2021年(4年落ち)
148.0万円912.9万円
2022年(3年落ち)
213.9万円937.4万円
2023年(2年落ち)
231.8万円786.0万円

※1 買取相場価格は弊社が独自に統計分析した値であり実際の買取価格を保証するものではありません。
※2 同年式の流通台数が少ないため、同型車種 /近接年式のデータで推定しています。

Cクラスのオークション実績

Cクラスの買取参考相場と傾向

メルセデス・ベンツ Cクラスの買取相場の傾向は、2022年3月の急落以降低水準で推移しています。
ほかの車も同時期に買取価格を大幅に落としてしまっているものの、Cクラスは以降回復することなく横ばい状態をキープしています。
メルセデス・ベンツブランドの車の中では販売台数第3位にランクインしており、非常に高い人気を誇っていることがわかるでしょう。
それゆえ、中古車市場にも台数が多くなり、結果的に買取相場が暴落同様の様相を示したのではないかと考えられます。
また、2021年に新型となる5代目が登場したことで買取価格が下がってしまった可能性もあります。
5代目Cクラスは、流通台数こそ多くないものの、発売開始前から注目を集めていました。
結果的に5代目に乗り換えたユーザーが多く存在したため、中古車市場に台数が増えてしまい買取相場が暴落した可能性はあるでしょう。

とはいえ買取価格だけ見れば高額査定は実現できている傾向にあり、そこまで悲観する必要はありません。
現状の買取相場は、3年落ちが400万円をやや下回る程度、5年落ちが320万円程度となっています。
新車価格が600~1,000万円台と幅が広く、グレードによって多少の差があることを考慮しなければなりません。
しかし、それを含めても十分高額査定の対象になると思っていいでしょう。
今後、現在の中古車市場のメインである4代目Cクラスの買取価格が上昇することはあまり考えられません。
仮に新車同様のCクラスが市場に登場すれば話は別ですが、なかなかそのような事態が起こる可能性も低いでしょう。

Cクラスと言えば高級感のあるインテリア・エクステリアはもちろんのこと、最新装備を搭載していることで話題の車です。
日本国内の自動車メーカーよりも数歩先を歩んでいる印象が強いメルセデス・ベンツは、これらの技術的な評価で高額査定になる可能性が高いメーカーでもあります。
Cクラスも例外ではなく、一定の人気を誇っていることから査定額も高くなりがちです。
一方で「セダン離れ」という言葉が示すとおり、セダンに属するCクラスは徐々に乗り手が少なくなっています。
乗り手の平均年齢が高いことも相まって、基本的には高年式・過走行で流通することがほとんどです。
一気に市場価値を失うことがなかったとしても、今後の買取相場に何かしらの影響を与える可能性はゼロではありません。
あまりに古くなりすぎてしまうと、買取価格そのものが悲惨な結果になってしまう可能性もあります。
大切に乗ることも大事ですが、売却という言葉が脳裏をよぎり始めたら、即断はせずに査定に出すことも検討しましょう。

Cクラスの買取時の注意点

メルセデス・ベンツ Cクラスの買取時の注意点として、内外装の美しさがあります。
Cクラスはメルセデス・ベンツブランドの中でも購入の間口が広い車です。
エントリーグレードというと少し違いますが、入門編として購入するユーザーも少なくありません。
一方で家族で利用する乗り物としての購入や、ビジネスユースで購入を考えているケースもあります。
特に後者の場合はお客様や得意先に赴く足として使用する可能性が高く、必然的に状態のいいものを購入する傾向にあります。
人によっては誰かを乗せることを想定して購入する場合もあるため、外観の美しさはもとより、内装の掃除などもこまめに行っておくことが重要です。
日頃から手入れしていれば難しい話ではないでしょう。

Cクラスを高く買い取ってもらうコツ

メルセデス・ベンツ Cクラスは、1993年から製造・販売をしているDセグメントの高級車です。
高級車という位置づけではあるものの、メルセデス・ベンツの中では比較的リーズナブルな価格帯に位置しており、Sクラスの下位互換として扱われることもあります。
下位互換とは言ったものの性能そのものは非常に高く、セダン離れが叫ばれている自動車市場でも人気を誇っている車です。
現行モデルは5代目に相当しますが、中古車市場での流通台数が少ないため、基本的には4代目以前のCクラスについて解説していきます。

Cクラスの人気グレード

メルセデス・ベンツ Cクラスの人気グレードは、買取価格が高い順に以下のようになりました。

C180 カブリオレ スポーツ レザーエクスクルーシブパッケージ
C180 カブリオレ スポーツ
C220d ローレウスエディション
C220d ローレウスエディション スポーツプラスパッケージ
C180 スポーツ クーペ

上位5種類のCクラスは、いずれもいわゆるスポーツ性能が高められたグレードです。
セダンやクーペ、ハッチバックのボディタイプがあるCクラスですが、一貫してスポーツ性能が高められたモデルに人気が集中しています。
上記のいずれも300万円以上の買取価格を記録していますが、高額査定が期待できることはまず間違いないでしょう。
特に「C180 カブリオレ スポーツ エクスクルーシブパッケージ」は400万円以上の買取価格を付けたこともあります。
「エクスクルーシブ」はメルセデス・ベンツの中でも最上位に位置するグレードであり、状態が良ければ500万円に届くか否かまで査定額が急増します。
販売開始は2019年と言うこともあり中古車市場に満足な台数がないため、正確な査定価格を算出できませんが、新車購入でも台数が少ないことから高額査定は期待できるでしょう。

また「ローレウスエディション」の名を冠したグレードも2つランクインしました。
いずれも特別仕様車であり、Cクラスにしか名づけられない特別な車です。
標準仕様車よりもスポーツ性能を引き上げた1台として人気が高く、先述の「エクスクルーシブ」よりは劣るものの、こちらも300万円以上の買取価格が一般的です。

全体的に、排気量の小さなグレードのほうが高額査定につながりやすい傾向にあります。
背景には日本の道路事情を鑑みた場合に、欧州ほど平坦でノンストップで走れる道が少ないこと、維持費で大きなウェイトを占める自動車税が少額なことが挙げられるでしょう。
また、そもそも新車価格が関係している可能性もあります。
上位グレードになると購入価格は1,000万円をゆうに超えてしまい、なかなか手が出ない領域に入ってしまいます。
その点、排気量の小さいグレードは比較的新車価格もリーズナブルになるため、新車での購入希望者も少なくないのでしょう。
中古車市場も同様の傾向がみられ、買取価格にも反映されています。
とはいえ、年式や走行距離など、その個体それぞれの状態もあるため一概に高額査定=排気量の小さいモデルとは言えません。
明確な買取価格を知りたいのであれば、まずは査定依頼をしてみることをおすすめします。

Cクラスの人気カラー

メルセデス・ベンツ Cクラスの人気カラーは以下の3色です。

ポーラーホワイト
オブシディアンブラック
イリジウムシルバー

一番人気の「ポーラーホワイト」は、メルセデス・ベンツブランド全体のイメージカラーでもあります。
有償色であるため新車購入時には数万円の出費が発生するものの、それでも選択する人があとを絶ちません。
高額査定に直結するボディカラーでもあるため、大切に取り扱いたいところです。
2位以下の2色も人気が高く、査定時にプラス評価を受けられることがあります。
ただし、この3色は共通して傷や汚れが目立ちやすいという欠点があります。
査定員もそれをわかったうえでチェックしてくるため、細かなポイントまで見てくることでしょう。
傷はある程度仕方ないにしても、汚れに関しては日頃からの手入れで解消できるため、きちんと手入れをすることが重要です。

Cクラスの人気オプション

メルセデス・ベンツ Cクラスのオプションの中でもっとも人気なのは「レーダーセーフティパッケージ」です。
名前のとおりパッケージでの販売なので、単体で機能を装備することはできません。
しかし、Cクラスの安全面を強化してくれる頼れるオプションであるため、つけておいて失敗はないでしょう。

特に車後方から衝突された際の衝撃を和らげる、リアCPAは画期的な装備です。
取り付け価格が20万円近くするため、査定時にレーダーセーフティパッケージがついていることを査定員に伝えましょう。
それだけでも十分プラス評価につながります。

また、ベーシックオプションやレザーシート系オプションも人気が高く、査定ではプラス評価になります。
レザーシート系パッケージではエアコンに空気清浄機能が付き、フュームアトマイザーも装備されるため、快適性が格段にアップするのです。
しかし、オプション価格だけで60万円を越えるうえ、レーダーセーフティパッケージ同様単体での装着ができない点にだけ注意が必要です。
基本的にはセット販売が基本のCクラスのオプションですが、言い換えれば1つ装備されているだけで複数の機能が追加されていることになります。
査定の際は加点評価になるため、必ず査定員にオプションを装備していることを伝えましょう。

コラム編集部
監修セルカ編集部中古車査定のエキスパートが車の買取に関するお得な情報をご案内いたします。詳細はこちら>

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