マツダ アテンザスポーツの買取相場・査定価格

マツダ アテンザスポーツの車種サムネイル画像
マツダ アテンザスポーツの買取参考相場14.2万円 〜 169.4万円
下取り価格13.2万円 〜 164.3万円
年式2002年 〜 2012年
走行距離40,000km 〜 160,000km

※2025年12月現在

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マツダ アテンザスポーツは、2002年に登場したスポーティな5ドアハッチバックカーです。 知性を感じさせる洗練されたスタイリッシュなルックスに、マツダが得意とする「走る楽しさ」を体現したスポーティな足回りを搭載。 テールゲートは大きく開くことができ、後部座席まではトランクスルーな構造になっています。 そのためリアシートを折りたためば非常に広いラゲッジスペースを確保できて便利です。 セダン形状の美しいスタイリングをそのままに、ステーションワゴンのようにも使えるマルチなモデルとして人気を博しました。 今回は、そんなマツダ アテンザスポーツの中古車買取相場と高く買取してもらうコツについてご紹介します。

アテンザスポーツの買取情報

SellCaオークションでの高額売却実績

アテンザスポーツのグレード、色、オプションなど

グレード:25Z、25S 4WD

マツダ アテンザスポーツの新車市場では、最も燃費性能が良い「25S(2WD)」と降雪地方では「25S(4WD)」が人気でした。 マツダ アテンザスポーツの中古車市場でも同様の傾向にあり、「25S(4WD)」のほか、DSC(横滑り防止装置)やTRC(タイヤの空転防止機能)、大型ブレーキローター、豊富なエアロパーツ、18インチホイールなどが搭載された最上位グレード「25Z」が人気となっています。

オプション:ナビ、ETC、クリアビューパッケージ、サイドエアバッグ、アドバンストキーレスエントリーシステム、BOSEサウンドシステム

マツダ アテンザスポーツのオプションでは、ナビやETCといった定番アイテムのほか撥水加工ガラスが装備されるクリアビューパッケージ、キーレスでエンジンの始動が行えるアドバンストキーレスエントリーシステム、8スピーカー式のBOSEサウンドシステム(AUDIOPILOT)などが人気な傾向にあります。   関連記事:車の査定でプラスになりやすいオプションは?

色:ブラックマイカ(黒:41W)、スパークリングブラックパール(黒:35N)、グラファイトマイカ(グレー:38R)、ベロシティレッドマイカ(赤:27A)

マツダ アテンザスポーツのカラーでは、ブラックマイカやスパークリングブラックパールやグレー系カラーといったダークカラーが人気です。 これらのカラーである場合、他色と比較して買取査定額が5%程度上乗せされることが多くなっています。 次いで、マツダのイメージカラーであったレッドカラーが人気な傾向にあります。

  関連記事:車の色の秘密 あなたのアテンザスポーツはいかがですか? お車の走行距離や状況によっても価格が大きく異なりますのでまずは査定してもらいましょう!   関連記事:車の査定で見られるポイント   関連記事:キズは査定前に直した方がいいの?

では、ここでアテンザスポーツを高く売るためにアテンザスポーツのことをもうちょっと知っておきましょう。

アテンザスポーツの概要

マツダ アテンザスポーツは、2002年に登場したスポーティな5ドアハッチバックカーです。 エクステリアは、切れ長の美しいヘッドランプ、マツダ伝統の盾形グリル、ひし形のエアインテーク、ボディは流れるように麗美なフォルムを描き、リア部分にはボディサイドまで張り出すようなウィング形状の大きくて長いテールランプがレイアウトされるのが特徴的です。 インテリアは、スポーティなデザインが特徴で、座面の厚みやサイドサポートがしっかりしたホールド感あるシート、円形ノズルが目を惹くスッキリまとまったセンタークラスター、ステアリング奥にはスポーティな多連メーターが並んでいます。 最上位グレード「25Z」ではドアの内張りやステアリングのスポーク部分、ペダル、センタークラスターなどにふんだんにシルバー加飾が施されており高級感も演出されていました。 エンジンは、オールアルミ製の直列型4気筒2.0L~2.5Lのガソリンエンジン(最高出力150ps~178ps)を搭載。 燃費は最終型のカタログ値で2Lモデルでは14.2km/L(FF・2WD)、2.5Lモデルでは10.4kmL(4WD)~13.0km/L(MT仕様)ほどとなっていました。 トランスミッションは、初代の4速ATからはじまって最終型ではAT、MTともに6速まで多段化されて、より効率的にエンジンパワーを引き出せるようになっています。 足回りでは、前輪にダブルウィッシュボーン式、後輪にはマルチリンク式を搭載してきました。 ヨーロッパ市場に目を向けたモデルで、高速域でのフラットな走りが意識されているようなセッティングが特徴的です。 乗り心地は硬めで、しっかりした接地感を感じられるスポーティな足回りとなっています。 低速時では路面の小さなデコボコを拾って振動するほど。 引き締められたサスペンションが足元を踏み固めるように進んでいく乗り味が体感できます。 フワフワとした柔らかな乗り心地とは無縁で走行安定性は高いといえます。 車内には、やや主張の強めなエンジンサウンドが響きます。 それでも爆発的なエンジンパワーのある車ではないため、安全にスポーティな走行を愉しむことができます。 セダンと比べると車内の静粛性やボディ剛性では劣りますが、開口幅の広いリアゲートやリアシートが折りたためる点など利便性では分があります。 セダン形状の美しいスタイリングをそのままに、ワゴンのようにも扱えるマルチな仕様でセダンよりも買取評価額がやや高めとなっています。

アテンザスポーツ の歴史

初代マツダ アテンザスポーツ(GG/GY型)は、2002年~2008年にかけて製造販売されていました。 当時のマツダにとって1年半ぶりとなる自社製新型車で、プラットフォーム・エンジンなど含めてすべてマツダが主導するかたちで新開発。 これらはのちにフォード車にも応用される傑作となっています。 マツダの名を世界に知らしめたロードスターやRX-7に並ぶスポーティな車として華々しくデビューを飾りました。 エクステリアは、全長×全幅×全高で、4670mm、1780mm、1445mm、ホイールベースは2675mmで車重は1390kgほどでした。(2002年発売モデル「23S」グレード) エンジンは、直列型4気筒2.0L~2.3L(最高出力150ps~178ps)を搭載。 トランスミッションは当初は4速ATでしたが、2002年11月には5速MT仕様が追加されました。 2005年6月以後に発売されたモデルでは5速ATも選択できるようになり、MT仕様は最大6速まで多段化されています。 駆動方式はFFのみ、サスペンションは前輪がダブルウィッシュボーン式、後輪にはマルチリンク式サスペンションを搭載。 販売面では、アテンザシリーズ全体で世界累計生産台数100万台を突破する大ヒットを記録しました。 発売からおよそ4年1か月での100万台販売達成は当時、マツダ車としては歴代最短の記録であり、これを記念した特別仕様車「23EXブラウンレザースタイル」を2006年4月に発売。 ブラウンカラーの本革シートに加えて、運転席と助手席にはシートヒーターが施され、アウタードアハンドルにはメッキ加工がなされた特別なモデルとなっていました。2006年12月には、人気カラーのブラックとダークブルーによるシート&ドアトリム、ブラックを基調としたセンターパネル、アウタードアハンドルメッキ加工などが施された特別仕様車「23SS」も販売されています。 その後は、2代目マツダ アテンザスポーツ(GH型)が、2008年~2012年にかけて販売されていました。 デザイン面では、ヘッドランプやテールランプがより鋭利に、そして吊り上がった形状に、フロントエアインテークは扇形へと変化しています。 クールで落ち着いた印象もあった先代デザインと比較すると、アクティブで疾走感のある印象に仕上げられました。 エクステリアは、全長×全幅×全高で、4735mm、1795mm、1450mm、ホイールベースは2725mmで車重は1540kgほどへ拡大。(2008年発売モデル「25S」グレード) エンジンは、直列型4気筒2.0L~2.5L(最高出力150ps~170ps)をラインナップしています。 トランスミッションは5速AT、6速ATのほか6速MTが選択でき、駆動方式はFFに加えて4WD仕様が新たに登場しました。 サスペンションは先代に引き続き前輪がダブルウィッシュボーン式、後輪がマルチリンク式という構成を踏襲しています。 発売当初は、目標の3倍にあたる月間4500台を売り上げて好調なスタートを切ると、2010年8月には世界累計生産台数200万台を突破しています。 2010年1月に一度マイナーチェンジが行われており、2.0LエンジンはMZRユニットDOHC DISI(Direct Injection Spark Ignition)エンジンへと進化しました。 これによって最高出力が従来の150psから153psへとパワーアップしています。 足回りではステアリング特性やサスペンションセッティングが見直され、操舵性や乗り心地が改善。 グレード構成では2.0Lが廃止され、25S/25Zの2グレード制へ縮小されました。 その後に登場した3代目アテンザではハッチバックタイプは用意されず、5ドアハッチバック「アテンザスポーツ」は2012年をもって生産終了となっています。 お車の売却を検討されているかたは、その価値が減少してしまう前にお早めに一度ご相談されるとよいでしょう。

コラム編集部
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