ホンダ S660の買取相場・査定価格

ホンダ S660の車種サムネイル画像
ホンダ S660の買取参考相場56.2万円 〜 552.8万円
下取り価格52.2万円 〜 536.2万円
年式2015年 〜 2022年
走行距離10,000km 〜 950,000km

※2025年12月現在

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S660のオークション実績

S660の買取参考相場と傾向

ホンダ S660 中古車市場の最新動向と買取相場(2024年〜2025年)

ホンダ S660は、2022年3月に惜しまれつつ生産を終了した軽オープンスポーツカーです。約7年間の生産期間でしたが、軽自動車規格でありながら本格的なミッドシップ(MR)レイアウトを採用し、卓越した走行性能で唯一無二の存在として高い評価を得ました。生産終了から時間が経過した現在も、その希少性と根強い人気から、中古車市場において非常に高い注目を集めています。

カーボンニュートラルへの移行という時代の流れの中で生産を終えましたが、S660の中古車価格は生産終了後も高水準を維持しており、特に低走行距離車や人気グレード、限定モデルなどにおいては、新車販売価格を上回る「プレミア価格」で取引されるケースが珍しくありません。当面はプレミア価格での高額査定は難しいという状況はすでに過去のものとなり、現在は積極的に高値で買い取られている時期と言えます。

S660の買取相場は、ほかの車種と同様に年式や走行距離、車両の状態によって変動しますが、生産終了という要素が強く影響しています。

【生産終了間際モデル】

現在3〜4年落ちに該当する、生産終了間際のごく新しいモデルは、中古車市場で最も価値が高く評価されており、車両状態によっては新車価格を超える買取価格が期待できます。特に人気のグレード(αや特別仕様車など)や低走行距離の車両は、高額査定の筆頭となります。新車価格304.2万円に対して、270万円台での買取実績もあります。

【5年〜7年落ち】

生産終了から時間が経過しているものの、S660は一般的な軽自動車やスポーツカーと比較して、この年式でも価格の下落幅が比較的狭い傾向にあり、180万円台が中心となります。ユニークなコンセプトとファンからの支持の厚さが、相場を支えています。ただし、高額査定のためには、適切なメンテナンス状態や内外装の綺麗さが重要になります。

【7年以上経過したモデル】

流通している中では価格が落ち着いてくる年式ですが、それでもほかの同年代の軽自動車と比べると高いリセールバリューを維持している車両が多いです。走行距離がかさんでいても、車両の状態が良ければ一定の需要が見込めます。とはいえ、無条件に高額査定されるわけではないので、状態を把握したうえで査定に出すタイミングは常に意識しておきましょう。

S660は生産が終了しており、これから新たに供給されることはありません。そのため、中古車としての希少性は今後さらに高まる可能性もあります。売却を検討されている場合は、なるべく早く、複数の買取業者に査定を依頼することが有効です。

2015年式S660(JW5系)の買取相場

2015年式S660(JW5系)は、S660の初期モデルにあたり、すでに10年落ち程度の車両になります。

2015年式S660の買取相場は約80万〜180万円とかなり幅広い価格帯ですが、これは以下の要素が影響するためです。

一般的に、走行距離が少なく状態が良い車両、人気グレード・カラー・オプションを備えている車両ほど高額査定が期待できます。逆に、走行距離が多く、事故歴があり、改造の多い車両の査定金額はあまり期待できないでしょう。

10年落ちの車両となると、走行距離もそれなりに伸びていることが想定され、経年劣化によるパーツの交換なども必要になってくる頃です。S660は人気モデルですので、まだ需要はありますが、年式が古いほど状態が査定額に大きく影響します。 売却を検討されている場合は、複数の買取業者に査定を依頼し、比較検討することをおすすめします。

S660の豆知識

ホンダ S660 は、1996年に販売を終了したビート以来途絶えていたホンダの軽オープンスポーツの系譜を復活させたモデルとして、17年ぶりに登場した2シーターの軽スポーツカーです。2015年から2022年まで製造販売されました。

S660の開発は、本田技術研究所創立50周年を記念した社内コンテスト「新商品提案企画」で、当時22歳だった若手社員、椋本陵氏の提案が最優秀賞を獲得したことから始まりました。椋本氏の「軽自動車でも本格的なスポーツカーを作りたい」という熱意が、S660の開発につながりました。

S660の最大の特徴は、軽自動車では珍しいMR(ミッドシップ・リアドライブ)レイアウトを採用していることです。エンジンを車体の中央に搭載し、後輪を駆動するMRレイアウトは、優れた重量バランスとダイレクト感のあるハンドリングを実現します。

また、ロールトップと呼ばれる手動で開閉できる幌を備えており、手軽にオープンエアを楽しむことができるのも特徴です。

S660のモデル概要

ホンダ S660 は、2015年4月にαとβの2グレードで華々しくデビューしました。同時に、限定車「CONCEPT EDITION」も発売し、注目を集めました。

S660 の魅力は、MRレイアウトによる軽快なハンドリングと、オープンエアの開放感にあります。トランスミッションは、新開発の6速MTと7速パドルシフト付CVTから選択可能で、幅広い層のドライバーに対応できるのも特徴です。

2017年には、αグレードをベースにした上質仕様「Bruno Leather Edition」と、βグレードをベースにしたシックな「#komorebi edition」という2つの特別仕様車が期間限定で登場しました。 また、この年には S660 専用の走行データ記録アプリ「Rev Beat S660」も配信開始され、走行性能をより深く楽しむためのツールが提供されました。

2018年には、ベースモデルに新色が追加され、ナビ装着用スペシャルパッケージが設定されました。 同年には走行性能をさらに高めたコンプリートモデル「S660 Modulo X」が登場し、S660 の新たな可能性を見出します。 更に、αグレードをベースに上質な内装を備えた特別仕様車「Trad Leather Edition」も発売され、選択肢の幅が広がったのもこの年です。

2020年1月には、S660 と S660 Modulo X がマイナーモデルチェンジされました。 S660 はデザイン変更やシートヒーターの追加、Modulo X は内装外装の質感向上などが行われ、それぞれの魅力がさらに引き上げられました。

2021年3月には、S660 Modulo X をベースとした最終特別仕様車「Version Z」が発売され 、専用カラーや内装外装の特別装備が施されました。そして、2022年3月に惜しまれつつも生産終了。S660 は、その短い歴史の中で常に進化を続け、多くのファンに愛されてきたクルマと言えます。

S660を高く買い取ってもらうコツ

S660の最大の魅力は、なんといってもその走行性能です。そのため、買取査定では、走行性能に問題がないかが厳しくチェックされます。エンジンや足回りなど、走行に関わる部分のメンテナンスはしっかりと行う必要があります。点検整備記録簿があれば必ず提出し、定期的なメンテナンスを実施していたことをアピールしましょう。

また、S660はオープンカーであるため、ソフトトップの状態も査定額に大きく影響します。ソフトルーフに破れや劣化がないか確認しておきましょう。雨漏りがないか、フレームに歪みや破損がないかなどもチェックポイントです。

走行性能やソフトトップの状態だけでなく、車両全体のコンディションも査定額を左右します。車体に傷や凹みがないか確認したり、綺麗に清掃し、気になる箇所があれば修理しておきましょう。

S660を高く買い取ってもらうには、グレード・カラー・オプションも影響します。ここからは人気のグレード、人気のカラー、人気のオプションについて紹介します。

S660の人気グレード

S660の人気グレードTOP3とその特徴を解説します。 S660はグレード数が少ないながらもそれぞれに個性があり、価格帯も大きく異なります。

1位:Modulo X(モデューロX)

S660の最上位グレードであるModulo Xは、ホンダの純正アクセサリーブランド「Modulo」 が手がけた特別な一台です。 走行性能と質感を徹底的に追求し、専用のサスペンション、ドリルドタイプのディスクローター、空力特性を向上させるエアロパーツなど、数々の専用装備が備わっています。買取相場も200万円超えが当たり前で、高額査定も十分期待できる人気のグレードです。

2位:コンセプトエディション

S660の発売当初に販売された特別仕様車であるコンセプトエディションは、Modulo Xに次ぐ人気グレードです。専用カラーリングや内装外装の特別装備が実施され、すべての感覚を高めるモデルとして注目を集めました。現在では中古車市場でしか入手できませんが、その希少性も人気の理由の一つです。買取価格はModulo Xには及びませんが、高額での取引も期待できます。

3位:α(アルファ)

S660の標準グレードの中でも上位にあたるαは、 価格と性能のバランスがよく、S660のエントリーモデルとして人気があります。ベースグレード βとの価格差も大きくないため、αを選ぶユーザーが多いようです。 中古車市場でのニーズも高く、良好なリセールバリューを維持しています。 買取価格は150万円以上が期待できます。

S660はいずれのグレードにおいても、普通車顔負けの安定性があります。MRレイアウトによる優れたハンドリング性能や、魅力です。

S660の人気カラー

ホンダ S660の人気カラーは以下の4色です。

グレードによっては設定されていないボディカラーもありますが、総合評価として参考にしてください。

全タイプ共通で選べるホワイト系、ブラック系の無難なボディカラーが人気の一方で、S660 発売当初からαで選べるカーニバルイエローⅡ、フレームレッドも高い人気があります。

また、2018年の一部改良で追加されたフレンチブルー・パール(α、S660 Modulo X)やブリティッシュグリーン・パール(α)も、スポーツカーらしいカラーかつ限定色という意味でも注目度が高いです。

S660の人気オプション

ホンダ S660の人気オプションは、以下の5種類です。

センターディスプレイ

S660にはナビを取り付けるスペースがインパネには存在しないため、センターディスプレイの選択はほぼ必須となります。ナビゲーション機能に加え、アクセルペダルの開度やブレーキ圧の表示なども可能です。

ドリンクホルダー

S660のドリンクホルダーは座席背もたれ部分にしかなく、使いにくいと感じる方もいるかもしれません。このオプションのドリンクホルダーは、使いやすい位置に設置でき、取り外しも可能です。純正品であれば、査定時に若干の加算点になる可能性もあります。

シティブレーキアクティブシステム

低速域衝突軽減ブレーキと誤発進抑制機能を追加できるオプションです。AT車だけでなく、MT車にも装備することができます。

アクティブスポイラー

リア(後方)に装着するオプションで、車速70km/hを超えると自動でせり出してきて、減速すると格納される電動式のリアスポイラーです。空力性能を高める効果があるほか、走行中のドレスアップ効果もあります。走行性能を重視するS660ならではの人気オプションと言えるでしょう。

フットライト

暗い場所で乗り降りする際に足元が見やすくなったり、物を落としたときに探しやすくなったりと、地味ながら実用的なメリットのあるオプションです。夜間に運転することが多い人向けのオプションですが、車内のドレスアップ効果もあるため人気が高いです。

S660の買取参考相場と傾向

ホンダ S660は2022年3月に生産終了となった関係で、中古車市場でもある程度高額な査定が期待できる一台です。
発売されていた期間はわずか10年間という短さでありながら、軽自動車規格のオープンスポーツカーであることから、高い人気を誇っています。
清掃終了の背景にはカーボンニュートラルの推進と、それに伴う電動化の波が関係しています。
S660だけではなく多くの軽自動車も電動化に踏み切らざるを得ない状況となり、製造と販売の終了が決定された形です。

販売終了からまだあまり時間が経っていないため、プレミア的価値という意味での高額査定はまだまだ期待できません。
しかし今後年式が古くなるにつれ、より高額での取引がなされる可能性もあります。
一方であまり時間を置きすぎると、帰って高額査定に結びつきにくくなってしまうという欠点もあります。
ベストなタイミングと言うとなかなか難しいところがありますが、最新の買取相場を見る限りでは3年落ち前後が最も高く売るタイミングと考えていいでしょう。

それ以外の5年落ち・7年落ちの傾向も含めて、詳しく解説します。


3年落ち
3年落ちのS660は、ほぼ新車価格同然の値段で買取相場が推移しています。
最上位グレードのモジューロXが285万円なのに対し、現在の中古車買取相場は約270万円台です。
3年落ちで新車価格同然の買取価格を記録しているのには、オプションや人気カラーも関係しているでしょう。
S660をフルノーマルで購入すると、機能面が最低限でしかありません。
不足している装備や機能を補うためには、純正・汎用問わず、何かしらの装備を追加で装備する必要があります。
中には新車購入時でしか装備できないディーラーオプションも存在するため、それらの追加点が査定結果に表れていると考えられます。
もちろんただついているだけではなく、走行距離は傷や汚れといったトータルのコンディションも深く関係するため、日頃からの手入れは欠かせないでしょう。


5年落ち
5年落ちのS660の買取相場は、3年落ちと比較して大幅に下落。
250万円以上あった買い取り価格も、5年落ち程度になってくると180万円台が関の山となってしまいます。
この車に限った話ではありませんが、一般的にスポーツカーはリセールの低下が早いと言われています。

ただし5年落ちのS660には、最上位のモジューロXがラインナップされていませんでした。
モデューロX以外の買取相場は200万円台に届かないことが圧倒的に多いため、それらも影響して買取相場が大幅に下落してしまっているものと考えられます。
新車価格から見れば決して悪い価格で買い取られるわけではないため、一度査定に出すことをおすすめします。


7年落ち
7年落ちの S 660も、5年落ちとほぼ同水準の価格で推しています。
ホンダのラインナップの中では唯一の軽自動車規格のスポーツカーであったため、認識が多少古くなってもそれほど大きく価格の下落が起きていないと言えるでしょう。
もちろん無条件で高いリセールバリューが確保できているわけではないため、売り時を失敗しないようにしなければなりません。

コラム編集部
監修セルカ編集部中古車査定のエキスパートが車の買取に関するお得な情報をご案内いたします。詳細はこちら>

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