ホンダ インテグラの買取相場・査定価格

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ホンダ インテグラの買取参考相場26.6万円 〜 748.3万円
下取り価格24.2万円 〜 710.9万円
年式1989年 〜 2007年
走行距離0km 〜 240,000km

※2025年12月現在

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インテグラの買取参考相場と傾向

まずはタイプRとほかのグレードでは相場の感覚が少々異なりますので、ここは話を別にしなければなりません。タイプRばかりが注目されがちですが、ほかのグレードもネオクラシックカーとして高騰している車種もあるということを忘れてはなりません。

最初にタイプRからですが、一番最近のモデルである2代目(DC5型/4代目インテグラのタイプR)よりも、ひとつ前の世代である初代(DC2型/3代目インテグラのタイプR)のほうが市場価格は高騰しています。これは北米の25年ルールも絡んでいるのですが、低走行距離でオリジナルに近い状態であればるほど高値で取引されています。

中古車市場ではすでに10万km未満の個体のほうが少なく、残っていても高いものでは400~500万円で売られている場合も見受けられます。買取価格も当然これに比例して高くなるでしょう。2代目に関してはまだ初代ほど高騰はしていないものの、やはり低走行車でノーマルに近い個体ほど高値で取引されています。10万kmを超えていなければ、100万円以上の高額買取も期待できます。

タイプRはその性格上、走行距離が伸びがちなクルマでもあります。売却を考えている場合は、なるべく距離を伸ばさないようにしながら売り時を見極めましょう。

タイプR以外のほかのグレードに関しては、古い世代ほど価値が上がっているようです。クイントインテグラとして1985年にデビューした初代や、89年登場の2代目などは軒並みプレミア価格となっていて、少数ではあるものの中古車市場に流通しています。このあたりの世代は、長く待てば待つほど価値が上がるきらいもありますが、今でも十分に価値がつくと予想されます。

3代目に関しては前期型の1.8 Si VTECの価格が異常なくらい高騰しています。流通台数が少ないこともありますが、中古車市場では200万円以上で販売されていることもしばしば。それ以外のグレード、そして4代目全般的には中古車価格が100万円を切っている個体がほとんどです。買取価格はよほど状態がよくないと、あまり期待できないかもしれません。MT車、低走行、無改造の3点が揃っていれば、プラスアルファになるでしょう。

インテグラの買取時の注意点

インテグラはフルノーマルが一番高額になりやすい車種です。特にタイプRは、ノーマルホイール1本でも価値があるようなクルマです。改造を施しているようならなるべくオリジナルの状態に戻したほうが、買取額のアップにはつながるでしょう。

中古車市場では走行10万kmを超える個体が多いので、逆に超えていない個体はレアな存在です。この10万kmを境に買取額も変わってきますので、今乗っているオーナーはなるべく10万kmを超えないように、早めの売却検討をオススメします。

インテグラの概要

クイントの後継車種として85年にデビューしたクイントインテグラが初代となる、ホンダのスペシャリティカー。DOHCエンジンやVTECの搭載、そしてタイプRなど、いつの時代もホンダのスポーティなイメージを象徴する存在として人気のあるクルマでした。


特にホンダのレーシングテクノロジーを結集させたタイプRは、強烈なインパクトを与えています。NSXに次ぐタイプR第2弾として95年デビューしたあとは、インテグラのスポーティなイメージの代名詞として4代目までタイプRは継続しました。現在ではその類稀な高性能ぶりが世界中で評価され、高値で取引されています。

インテグラを高く買い取ってもらうコツ

初代は40年近く前のクルマでもありますので、歴史のある車種ともいえるインテグラ。歴代通してスポーティな性能を与えられたモデルであり、伸びがちな走行距離が少ければ少ないほど価値が上がりやすくなっています。まずは今の走行距離をあまり伸ばさないように心がけましょう。

内外装をきれいに保つのは当然ですが、サスペンションのダンパーやブッシュ類なども含めた、消耗品の交換もなるべくしておいたほうが買取額のプラスにつながります。今までの整備の記録が記された、整備記録簿も残しておくといいでしょう。

インテグラの人気グレード

圧倒的な人気を得ているのがタイプRです。特に初代のDC2型は、北米の25年ルールが解禁されたこともあり、高騰しています。もうほぼ国内には優良と呼ばれる個体はないのではないかといわれるくらい、個体数が激減している状況。今まだ所持をしているようなら、この先その価値が下がることはほぼないと考えて間違いないでしょう。

初代に比べまだ高騰ぶりが落ち着いている2代目のタイプR(DC5型)ですが、それでもほかのグレードと比べ大幅に高額で取引されています。ノーマルグレードであるiSタイプSと比べると、タイプRはおよそ倍の金額がついてます。もちろんタイプRの性能ありきの話ですので当然といえば当然なのですが、今後は今以上に高額になる可能性も否定できません。

タイプR以外のインテグラでは、3代目の前期型トップグレードの1.8 Si VTECが異常なほどの人気を博しています。発売当時で200万円オーバーの価格でしたが、現在の中古車市場でも同じくらいの金額で販売されている個体もあるほど。1.8L VTECエンジンはリッター100psを達成する180psを発揮し、タイプRが出るまではホンダ最強のFF車でした。今後も高額での買取が期待できるグレードといえます。

ネオクラシックとして需要が高まってきている、初代と2代目のインテグラも今後高騰化が期待されるクルマです。すでに高値で取引されている個体もありますが、やはり走行距離が短いことに越したことはありません。距離を重ねないうちに売却したほうが、高額買取が期待できるでしょう。

インテグラの人気カラー

ボディカラーはやはり定番の白、黒、シルバーが強いです。特にタイプRは、専用色のチャンピオンシップホワイトが多数を占めるほど高い人気を誇ります。3色以外では、赤、青、黄、緑などの原色系もありますが、あくまで少数です。買取では、タイプR、ほかのグレード問わず一番人気の白系が有利になるでしょう。

インテグラの人気オプション

どの世代にも人気のあるオプションは、定番ではありますがサンルーフです。走りを重視したタイプRには設定されませんが、ほかのグレードには必ずといっていいほど設定がされていました。

タイプRに関しては、DC2型の初期にはエアコンやオーディオすら付いていませんでした。競技用として使用しない限りは、その辺りがオプションとしては必須となってくる可能性もあります。

コラム編集部
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