BMW Z4の買取相場・査定価格

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BMW Z4の買取参考相場3.5万円 〜 916.0万円
下取り価格3.3万円 〜 888.5万円
年式2003年 〜 2023年
走行距離10,000km 〜 130,000km

※2025年12月現在

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Z4の年式別買取参考相場

年式買取参考相場実績
2003年(22年落ち)
12.4万円106.9万円
2004年(21年落ち)
41.5万円231.4万円
2005年(20年落ち)
19.0万円134.1万円
2006年(19年落ち)
9.7万円566.3万円
2007年(18年落ち)
22.3万円767.8万円
2008年(17年落ち)
17.6万円699.6万円
2009年(16年落ち)
39.3万円328.1万円
2010年(15年落ち)
41.0万円488.3万円
2011年(14年落ち)
44.0万円404.8万円
2012年(13年落ち)
31.2万円379.0万円
2013年(12年落ち)
44.0万円458.8万円
2014年(11年落ち)
41.8万円560.6万円
2015年(10年落ち)
102.7万円486.3万円
2016年(9年落ち)
80.3万円483.3万円
2019年(6年落ち)
173.6万円835.1万円
2020年(5年落ち)
212.8万円965.8万円
2021年(4年落ち)
276.2万円870.0万円
2022年(3年落ち)
263.3万円643.3万円

※1 買取相場価格は弊社が独自に統計分析した値であり実際の買取価格を保証するものではありません。
※2 同年式の流通台数が少ないため、同型車種 /近接年式のデータで推定しています。

Z4の買取参考相場と傾向

BMW Z4の買取相場は、数万円から500万円前後と幅広い価格帯で推移しています。
Z4の買取相場は、年式・世代・グレードが大きく関係しているため、買取価格帯が広くなっているのです。

各世代ごとに買取相場を見ていくと、BMWが製造・販売していた初代Z4が数万円から100万円前後、BNW M社がリリースしたZ4 MロードスターおよびZ4 Mクーペが100万円前後から500万円前後となっています。
BMWが販売していた初代Z4は、年式新しく走行距離が短く、スポーティーな上級グレードの方が高い買取相場です。
BMW M社が販売していたMロードスターおよびMクーペは、流通台数が少ない高性能スポーツモデルであることから、希少性が評価され、高い価格帯を維持しています。

2代目Z4は、100万円前後から300万円前後の相場です。
BMWの伝統である直列6気筒エンジンに加え、2.0リッター直列4気筒エンジンが登場した2代目はエンジンの気筒数や排気量だけでなく、装着されているオプションパーツも買取額に影響しています。
高い買取額になっている2代目Z4の特徴は、スポーティーな装備が装着されている「Mスポーツ」が高い買取価格になっている傾向です。
加えて、年式が新しく走行距離が短いと、買取額もアップします。

3代目Z4は、2022年時点の現行型であるため、300万円前後から600万円前後の相場です。
3代目Z4では、搭載されるエンジンによって買取額が変動する傾向が見られます。
買取相場の順番は高い方から、直列6気筒エンジンの「M40i」、次いで直列4気筒エンジンの「sDrive20i」です。

また、同じグレードであっても走行距離が短く装備が充実しており、人気のボディカラーになっていると、買取額が高くなります。
3代目Z4は今後のマイナーチェンジや改良、フルモデルチェンジなどにより買取相場に動きがあるといえるでしょう。
そのため、売却を検討するときは大幅な改良やマイナーチェンジ、フルモデルチェンジのタイミングを見極めることが大切です。

比較的安定した買取相場を維持しているZ4ですが、基本的には年式が古くなればなるほど高額査定が難しい車になります。
輸入車という特性上仕方ない側面もありますが、早めの売却が査定で高評価を獲得するひとつのポイントです。
市場の動向を確認しつつ、ライフスタイルの変化などで手放すことが決まった際には早めに査定依頼するといいでしょう。

Z4の買取時の注意点

BMW Z4を高く売るためには、外装や内装の状態をきれいな状態に維持しておき、エンジンやトランスミッションなどの機械系のコンディションを整えておくことが大切です。
走行性能に定評のあるZ4は、エンジンのコンディションなどもしっかりと確認されます。
点検記録簿を残しておくなどの対処が必要です。

外装は、ボディの傷や汚れ、塗装の色褪せや剥げなどがあると買取してもらうときにマイナス評価となってしまいます。
定期的に洗車をしてワックスやコーティングを施し、エクステリアの状態をきれいにしておきましょう。

また、ボディの傷やへこみはマイナス評価になることがあるものの、売却のための修理はしないことをおすすめします。
ただし、サビに繋がる傷やへこみがある場合には、サビが進行しないように手入れしておきましょう。

Z4を高く買い取ってもらうコツ

BMW Z4は、従来販売されていたZ3の後継車種として登場した2ドア2シーターオープンスポーツカー(一部クーペモデルあり)です。
日本へ導入は2003年から開始され、以降日本での販売を続けています。

高性能スポーツグレードとして「Z4 Mクーペ/Mロードスター」や「M40i」などをリリース。
Z4は、爽快なオープンエアとスポーツドライビングを両立したBMWのオープンスポーツカーです。

Z4の人気グレード

BMW Z4の人気グレードは世代によって異なります。
どのモデルの人気が高いかには甲乙つけがたいものの、2022年11月現在の買取相場から見た、買取価格の高いZ4のグレードを5つ紹介します。

sDrive20i Mスポーツ
M40i フローズン・グレー
M40i
sDrive20i スポーツ
sDrive35is

いずれも現行モデルであり、価格を釣り上げているのは年式・走行距離ともに浅い個体です。
上記の買取価格はおおむね400万円以上になることも珍しくなく、新車価格の半分程度は保障されていると思っていいでしょう。

とりわけ買取価格の高い「M40i」は状態がよければ500万円台の大台に達します。
また、これをベースとした「M40i フローズン・グレー」も高い人気を誇っており、高額査定が期待できる車です。
ただし上記2台は買取相場の下落が早い傾向にあります。
理由は輸入高級車に該当することがあるでしょう。
新車価格が一定額以上になると、中古車査定の基準が大幅に見直されます。
具体的には走行距離×年式にかかる係数が大きくなり、減額幅が大きくなるようになっています。
また、傷や汚れに関する減額幅も大きくなるため、基本的には高額査定が徐々に難しくなっていくでしょう。
セダンという形状も相まって市場では人気がいまひとつな傾向もあるため、少しでも状態がいいタイミングで査定に出すことをおすすめします。

一方で型落ちに該当する車種でも人気が高いものもあります。
初代では「3.0i」や「2.5i」などエンジン排気量が大きいグレードが人気です。
2代目では、「35i」や「35is」が高い人気となっています。3代目は、「M40i」が高い人気を維持している傾向です。
ただし初代モデルは前述のとおり、独特の査定基準のために高額査定が難しい状況にあります。
よく言って150万円台など、角に期待しすぎないことが重要です。

いずれも、BMW伝統の直列6気筒エンジンを搭載しているモデルが中古車市場で人気となっています。
しかし、直列4気筒モデルの人気が低いわけではありません。
スポーティーな装備が装着されるMスポーツであれば直列4気筒モデルでも高い価格で買取されています。

また、初代Z4に設定された「Z4 Mロードスター」や「Z4 Mクーペ」は、希少なモデルであることから高値を維持し続けています。
今後、現行モデルが中古車市場に流通しはじめれば高額査定に結び付くような車も出てくる可能性はあるでしょう。
生産台数が少ないなどの要因が重なることが条件ですが、もし希少価値の高いグレードを保有している場合は様子をうかがってみる価値はあります。

Z4の人気カラー

BMW Z4のボディカラーは、以下の3色です。

アルピンホワイトⅢ
ブラックサファイア
ブラックⅢ

人気ボディカラー定番の「ホワイト」や「ブラック」は、スポーツモデルのZ4の上質感やエレガントな印象を高めることから支持されています。
「グレー」や「レッド」は、スポーティーなイメージを際立たせることから人気です。
また、グレーについては、限定色としてリリースされたこともあるため、高い評価がされています。

「ブルー系」や「オレンジ」は、BMWを象徴するカラーであったり、Z4のイメージカラーとなっていたりしたことから一定の人気をキープしているといえるでしょう。
ただしカラーひとつで高額査定に結び付くわけではありません。
人気カラーでも数万円程度のプラスと考えておきましょう。

Z4の人気オプション

BMW Z4の人気オプションは以下の5つです。

シートカラー
標準色のブラック以外に、マグマレッド、コニャック、アイボリーホワイトが選択できる。材質はレザーとアルカンターラからヴァ―ネスカ・レザーに変更。標準シートと同じくステッチが入っている。

サウンドシステム
harman/kardonを採用したサラウンドシステムで、価格は54,000円。スピーカーが12個設置され、重低音から高音までサウンドが楽しめる。静粛性が高いZ4と非常に相性がよく人気も高い。

ヘッドアップディスプレイ
一部車種には標準設定されているオプション。運転中に大きく視線をずらすことなく、ナビやオーディオの状態を確認できる。基本的に後付けはできないため、装備されているものは高額査定の対象となる。

アダプティブMサスペンション
M40iに標準装備。それ以外のグレードはオプション選択が必要。ハンドリングが変わるほか、スポーツ走行のような特別な走り方にも強くなる。Z4に走行性能を求める人から人気が高い。

アダプティブLEDヘッドライト
Mスポーツのみに設定されたオプション。ハロゲンヘッドライトよりも視認性が高く、寿命も長い。LEDヘッドライトが一般化しているため、装備されている個体は査定でプラス評価を受けやすい。

コラム編集部
監修セルカ編集部中古車査定のエキスパートが車の買取に関するお得な情報をご案内いたします。詳細はこちら>

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